少年鑑別所と少年院の違い

14歳以上20歳未満の少年が刑事事件を起こした場合には、20歳以上の成人の場合とは異なる扱いで刑事施設に収容されることになります。

 
まず裁判官が出す逮捕令状を提示され警察官に手錠をかけられて、逮捕されるという段階では成人と同じです。

 

そして取り調べを行い留置場に身柄を留置されるとういう点でも同じですが、その後の段階で違いがあります。

 

起訴されると成人の場合には拘置所に身柄を移送され刑事裁判を行いますが、少年事件の場合には鑑別所に身柄を移送され少年審判を受ける事になります。

 

この鑑別所へ入所する際には持ち込める私物が限られており、全裸で身体検査を行い厳しく調べられます。

 
そして少年審判の結果により保護観察処分になれが釈放されますが、少年院送致になるとそこへ移送されます。移送の際には手錠と捕縄で拘束された状態で移送され、入所の際に鑑別所と同様に身体検査が行われます。

 

鑑別所と違い処分が確定しているため、持ち込める私物もさらに厳しくなり身体検査も成人が刑務所に入所する場合と同様に入念に行われます。

 
そして少年審判で決められた刑期を所定の作業に服して過ごす事になります。鑑別所ではこの所定の作業がないという点でも違いがあります。xf1925061796l